支払調書の届く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ブログを始める以前は書くことなんて山の様にあると思っていましたが、いざ始めてみると自分の脳内を曝け出すことに対する意外な抵抗と、ここに全て書いてしまうことでリアルで人と対面した時に何も話すことが無くなってしまうんじゃないかという謎の恐怖で、思ったよりも筆(実際にはキーボード)が進まない塚田陽太です。
三軒茶屋の山々
昨日1/10は三軒茶屋Grapefruit Moonにて、新進気鋭のドラマチック・ロックバンド"カラコルムの山々"による企画『東京数珠つなぎvol.1』でした。ツーマンライブということで、僕は昨年も大変お世話になったN.Y.Q(中根佑紀カルテット)で出演させて頂きました。
カラコルムの山々は以前から大好きなバンドで、ギター・ヴォーカル石田想太朗の情熱的な詩を起点として、トリッキーなリズムにキャッチー且つどこかエスニックな雰囲気漂うリフを乗せる、なんとも形容し難い良さを持つバンドです。気づいた時にはその中毒性と畏怖にも似た圧倒的な存在感の虜になっていました。独特だけどクセになる物を食べたときに少し似ています。
メンバー各人の演奏技術も高く、そこも含めて彼らにしか出来ない音楽になっています。
工夫と遊び心
演奏だけでも十分過ぎるほど楽しい企画でしたが、彼らの企みはそこに留まらず、VJ(ビデオ・ジョッキー、事前に準備した写真素材等を使い、その場その場で作り出した映像を音楽に合わせて投影していく職人。今回は演奏者ごとステージ全体に投影、派手な演出でした)の起用、オープニング・ムービー、両バンドをイメージしたオリジナルカクテル(カラコルムのドラム担当、ぐらちゃん考案、マルチ過ぎやしませんか)、その他会場限定グッズの製作など、隅々まで遊び心満載であり、実に結構、大変関心、などという領域はとっくに超えていました。
そこまで考えるか、ということの連発。本当にクリエイティブな連中です。
今回はvol.1ということで、これからも彼らの数珠つなぎは続きます。
改めて、素敵な企画の旗揚げに関わることができてとても嬉しく思います。
是非これからの彼らもチェックしてみてください。
間違いなくもっともっと大きくなっていくバンドだと思います。
百聞は一見に如かずということで、最新MVでもご覧くださいな。
Comments